2008年01月25日

ボストン・カレッジ、という大学もあれば、ボストン・ユニバーシティ、という大学もあって、しかもたぶんユニバーシティ・オブ・マサチューセッツ・ボストン校がまたどっかにあるはず。

 4年前にアイルランドのチェスター・ビーティー・ライブラリーという、特殊コレクションの図書館(ていうかもはや美術館、日本の古典籍もたくさんある)を訪問したことがあって、いろいろ見せてもらった中でそこの修復保存ラボも拝見したのですけど、そのラボの唯一ひとりの専属コンサベーターのおねえさんとお話したときに、江上が京都大学から来たことを知ったそのおねえさんがうれしそうに”私は京都大学の●●先生から、和紙の修復を教わった”とおっしゃるのだけど、江上はその先生を知ってて、しかも京都大学ではなくて京都造形芸術大学(http://www.kyoto-art.ac.jp/)の先生だったので、「その人は京大ではなくて、別の大学の人だ」みたいに返してみたところ、狐7-80匹くらいにつままれたような顔をされてしまったので、そうだなあ、京都大学と京都造形芸術大学とがどうちがうかなんて、ここまで来てみれば「?」ってなるんだろうなあ、というグローバル感(ちがう)を味わったことがあるのですよ。

 前置きが長すぎる(笑)。

 えっと、日本から同輩・後輩の人が来て、ボストン・カレッジとボストン・ユニバーシティの図書館を訪問なさるというので、せっかくなので同席して話を聞かせてもらいに行ったのでしたよ。
 で、その詳細をここでリポートしてしまうと、その人たちにめっちゃ怒られてしまうので(笑)、いつもながら極私的に考えてみたことのみを書き記すよ。

 ひとつは、e-resourceの受入・支払・メタデータ用の管理系レコードを収めたデータベースがあるのだけど、そのレコードが、経理事務処理だけのためのレコードとして機能しているのではなくて、サービスを効果的にマネジメントするためのデータとして働いている、という様子を見ることができて、そうだよな、そうじゃなきゃデータベース持ってる意味ないよな、とあらためて思ったのでしたよ。

 もうひとつは、そういう受入・支払・メタデータのための管理系レコードに、レビュー・評価・コメントを蓄積していって、その情報を全員で共有できるようになっているんだけども、そのデータベース自体・技術自体は別に珍しいものでも最新のものでもないんだけど、そういう情報を蓄積したり、異部署間で共有したりという姿勢、もっと言ってしまえば空気感みたいなものを、じゃあ果たして我々日本の職場ではどうやったら持つことができるのか?、という問題なんじゃないかと思うよ。例えばボストン・カレッジのどこそこさんでは、e-resourceに関する業務の様々な文書類・マニュアル類をwiki形式で構築して、スタッフ誰でもが参照できるようにしてるんだけど、wikiなんてもはやどこででも使ってるようなテクノロジーでしかないものを、じゃあ実地で有効活用できる度量が我々にあるのか?ということなんだと思う。

 blogひとつ立ち上げるのに、おっかなびっくりじゃん。
 
 余録としては、ファセットなしのOPACなんてもう誰も愛さないよ、夏。








posted by egamihvu at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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