2007年12月07日

hospitalityが正解。hostilityだと真逆だった(汗)。

 例えばきのう夕方に立ち寄ったカフェでだって、隣のテーブルでたまたま居合わせた見知らぬ人同士が、何かしらは知らないけど延々と語り合っていたりする、というような光景が日常茶飯事で見られるように、こちらの方は人とコミュニケーションをとるのが(少なくとも日本人と比較したら)とても上手でいらっしゃるんだけど、それでも、それでもなお、「仕事をする上で互いにコミュニケーションをとり続けていくことは、とても大事なことだから」っつって、↓のような催しがちょくちょく行なわれたりするのですよ。

All staff are invited to join College Librarian Nancy Cline(学内の図書館機構のトップであるライブラリアンの人。”館長先生”とは別。) for coffee and conversation tomorrow, Tuesday, November 27, from 9:00-10:30 am, in the Cambridge Queen's Head Pub located in the basement of Memorial Hall.

 朝に、学内のカフェ的なところを借り切って、コーヒーとスナックやフルーツで軽い懇談会みたいのをやるので、どうぞお気軽にNancy Clineに会いに来てください、という会。

 というわけで、行ってみたよ。

 それほど大きくないカフェに、30人程度がやってきてて、Nancyさんとしゃべったり、それ以外にお互いにしゃべりあったりして、テキトーに楽しく過ごしてる、という感じ。

 んー、英語さえ満足にいけば、こんな楽しくて有意義なひとときはなかろうというのになあ。

 と思う間もなく、”お、ジミーじゃん、元気?”といきなり人違いで声かけられて、「いやいや、ジミーちゃうし。ジミーて誰やねん」ととっさにつっこまざるを得なかったんだけど、話をきくとその人はHCL内のWebサイト(これですな→http://hcl.harvard.edu/)を作成している、WebデザイナーとしてHCLに雇われている人で、そうですよね、こちらではちゃんと専門の管理者が雇われてはるんですよね、うち(日本)では司書が兼務でぼんやりと管理してるところがほとんどで、某おっきな大学のおっきな図書館でも先日長いことダウン云々という話をしたりしながら、なるほど、こういう場でこういうふうにして情報交換がなされていくんだな、という感じだったのだけど、「じゃあ今度ちょっといろいろと知りたいこともあるし、詳しく話を聞かせてもらいに寄せてもいいかしら」みたいにゆってみたところが、”うん、じゃあそのときには、おたくの総務の誰々さんを通してね”と言われて、あれっ、これはどうした風向き?とちょっとすかされて、5月の再来(参照:http://hvuday.seesaa.net/article/40838616.html)だよ、なんだろうなこの不思議な距離感は、とちょっと思ったよ。まあ、”通してもらわなきゃ困る”というネガティブなテンションで言われたのか、”ここを通せば連絡がつく”という単なる説明だったのか、そのへんの感触のちがいだけなのかもしれないけども。

 で、肝心の(忘れるところだった(笑))Nancy Clineさんとは、数分の立ち話に成功、という感じで、せっかくなのでこんなふうに質問してみた。

Q.「ハーバードのような大きい大学になると、例えば機関リポジトリを構築する以前に、オープン・アクセスに関する合意を得るなど、学内の意思を統一するのはなかなか難しいのでしょうね。」(註:←という意味のことをごく簡潔かつ怪しい文法でたどたどしく尋ねてみた。)

A.”そうですね、ハーバードは集中することには強くないですから、ひとつの要求に対する答を全体で築くのは極めて難しいです。ハーバードにはたくさんのプログラムがあり、研究チームがあり、組織があります。そしてそれぞれからボトムアップで要求が発生します。あちこちから、ばらばらに出ます。いろいろ出ます。それらをひとつの要求にして全体で築くのは極めて難しいです。そしてそのためには、コミュニケートが必要です。今回のこのカフェでの出会いのように。その点において言えば、私は、イェンチン図書館はファカルティもよく訪れ、お互いの場所も近く、うまくコミュニケートができているように思います。しかしハーバード全体では、まだコミュニケーションを持つことが不足しています。”

 うん、模範解答。てか、そりゃまあ、そう答えるわなあ(笑)。
 しかし、アメリカの人に「我々はコミュニケーションが足りてない」とか言われちゃうと、孔子に「不徳の致すところです」と言われてるような気がするよ。 

 とにもかくにも、こんな感じでなかなかに楽しいひとときでしたよ。
 勤務時間中にこんなひとときが持てるなんて、うらやましいね。

 あと、トップに立つ人のホスティリティ? ホスピタリティ? ホティリティ? なんかわからんけど要するに”もてなし力”的なの、が問われるね。

posted by egamihvu at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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