2007年10月11日

ブルーバーズ・ビリーバーズ

 日本のとある大学から、とある有名な国文学系の先生が訪ねていらして、学内のサックラーという東洋美術の美術館においでになって、そこにある、目録とかまだぜんぜんとられてないような、近世の絵入りの書籍資料(註:美術館だから絵入りの資料は集めてはるんだけど、美術館だから書籍資料はあとまわしに扱われてる、というよくある状態)の一群があって、それを何とはなしにご覧においでになった感じなんだけど、いやこれはヤバイ、と。これはキてる、と。これほど高レベルにセレクトされてる資料群が、しかも1点1点の良さだけでなくてその揃い具合が絶妙な感じの資料群が、こんなところにあったなんて、と。ていうかこんなの、日本じゃまずお目にかかれない、ていうどえらい感じことになって、とりあえず簡易目録(棒目録?)だけでもひととおり記録して帰りたい、ということになって、滞在期間の大方をそれに充てることになった、そのお手伝いを江上もつきっきりでさせていただく(註:手伝いにはならない、足をひっぱるだけなんだけど、横で拝聴しながら勉強させていただく感じだよ)ということに、急遽なったのですよ。
 実を言うと、国文系の目で書誌調査する経験なんかほとんどない(註:ここ10年ほどやってた”図書館の目”による調査とは、やはし決定的にちがうよ)ので、おっかなびっくり手伝わせてもらってる感じなのだけど、やっぱ勉強になるし、楽しいので、これを機会にすきを見てはいろいろ質問させてもらいながらやってこう、と思うた。(←それって、邪魔してないか?(汗))

 日本の図書館の人たちもアメリカの図書館の人たちも、なんだかわかんないけどずっとある、ていうんでふだん粗末に扱ってるような資料群のこと、もうちょっと大事にしておかないと、見る人が見た時には取り返しのつかないことになっちゃってるかもよ、ていうのを肝に銘じておこうと思ったよ。それは古典籍じゃなくたって近代資料だって、現代資料でだってそうなんだし。

 青い鳥は、いるかどうかが問題なんじゃなくて、自分の眼にちゃんとそれが青く見えてるかどうかの問題だったよ。


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posted by egamihvu at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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