2007年10月08日

日本人学校のブックフェアをのぞいてみた。


 在ボストンの領事館のところからときどきメーリングリストでお知らせが届くのですが、先日届いたのがこんなの。

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《ボストン日本語学校日本語図書館ブックフェア開催のお知らせ》

日本語図書館が主催する本の販売イベント、ブックフェアが今年も開催されます。
有志、保護者や帰国者から寄付された本や図書館では利用しなくなったものをお手頃な価格で販売するこの古本市は毎年数多くの人々で賑わいます。取り扱う種類は、子ども絵本をはじめ、小説から漫画、雑誌まで幅広く、思わぬ掘り出し物が見つかるかも知れません。なお、売り上げは新しい図書館書籍の購入や教育設備充実のために充てられます。

日時:10月6日(土)
場所:ボストン日本語学校(Medford High School内)

ボストン日本語学校ホームページ
http://www.jlsboston.org/
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 よしっ、引き受けたっ!! (なにが?(笑))

 というわけで、ちょっとのぞきに行ってみたのですよ。

 しかしまああれですね、アメリカという国は、ボストン近郊のような比較的都会じみた、都市型公共交通機関もそれなりに敷設された土地柄にあっても、自家用車を持たない身にはちょっとした移動もままならない、不便極まりないという、あれなんですね。別段遠い場所にあるってわけでもなんでもないのに、バスで行こうと思ったら、ぐるぅ〜っと大回りで、3回乗り継いで、1時間超かかりましたよ。びっくりですよ。

 この日本語学校(日本人学校?)は、地元の高校の一角を間借りするみたいな感じであるらしく、部活中の高校生らしき人がちらほら見えるあたりをすうっと奥へ抜けたあたりがその会場でしたよ。途中、幼稚園から小学校低学年あたりの教室らしいところの廊下を通り抜けていったのですが、連絡掲示板とかは学校用のそれだけでなく、ひとつのコミュニティ用の連絡板にもなっている感じだった。まあ正直、こういう空間は日本のそれにもほとんど踏み込んだことがない身なので、ここはこうなんだな、あれはああなんだな、ていうような観察や分析は一切効かない(笑)。

 で、そのブックフェアも、上記「保護者や帰国者から寄付された本や図書館では利用しなくなったもの」の説明の通りの品揃えな感じだった。ハードカバーの類にそう目をひかれるものはなく、文庫新書ならわりとそろっている、という感じ。
 ここの日本語学校には図書室もあって、小さめの講堂的なところを改装して作ったような感じで、http://www.jlsboston.org/html/Library.htmな感じで、学校関係者以外の人の利用もできるよという感じで、大人用のふつーの小説・実用書類とか、CD類もちょこっとあったりして、どうだろう、公民館の図書室、みたいな感じかな。だから学校教育環境としても、一般用の文教環境としても、決して満足いくものがそろってくれてるというふうに見えるわけではないんだけど、ただ、床やスロープの手作りな改装具合とか、現図書室への移転の経緯(http://www.jlsboston.org/html/L_Renew.htm)とか、自作?の検索システム(http://www.tak2ch.jp/jookypic/tosho_search(J).asp)とかを見てると、あるものと、あるだけの人・金とを、使えるだけ使って、なんとかできる限りの図書室を作ろうとしておられる、原点的な姿勢を見たな、という気がしたよ。だって、昨今の入り組みきった言説がとりまく大学図書館業界さんに比べて、どう考えてもこっちのほうが、”望まれて”存在してるじゃん。望まれて存在してるし、必要だから取り組まれてるし、しかもそれを自力で築き上げてるし、ていう。必要だからこその、あの検索システムなわけだもの。
 ただやはりどうしても、品揃えがなあ、という想いはぬぐえなくて、アメリカ随一の文教都市で、ハーバードがらみでこちらにおいでの日本人家族もたぶん多くて、そういうお子たちの基礎教育に資するにあたっては、もっと充実したかつ新鮮な蔵書が欲しいよなあ、と。あるほうがいいよなあ、と。いうようなことを、イェンチンさんの蔵書の充実さ&新鮮さと引き比べて、いろいろと想ってみたのでした。

 日本語書店もないし。なくはないけど、郊外に移転してネット中心で商売してはるらしい。
posted by egamihvu at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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