2007年07月14日

6/27:米国議会図書館

 6/27。
 言わずと知れたLCことthe Library of Congressを訪問してきました。印象に残ったいくつか。

・職員数4000人以上、年間入館者約100万人、蔵書1億3400万冊。(江上:参りましたm(_ _)m)
・LCにはアメリカのコピーライトオフィスがあるわけなんだけど、そこに1日20000点届き、うち10000点が図書館資料として受け入れられる。(江上:全部じゃないんだ!?)
・1875年、アメリカと日本との間で行政資料の交換寄贈が合意されたのが、日本資料収集の始まり。但し、当時の交換寄贈されたという資料がどれにあたるのかは、いまのところ不明であるとのこと。
・南アジア・東南アジア資料については、ジャカルタとニューデリーに収書のためのオフィスがある。現地新聞のマイクロフィルム化や、カタロギングもその現地で行なう。で、これとおそらく同じ機能であったろうと思われる東京事務所というのも、1968から1985の間にあったという。
・リモートストレージ(郊外保存書庫)が、メリーランド州のフォートミードというところにある。日本語資料でいうと、文学作品などは受入後すぐに直接ストレージに納められる。(江上:文学作品はタイトルや著者でピンポイント指定できるから?)
・2006年3月現在で、日本115万、中国99万、韓国25万、南アジア23万、東南アジア17万。但し、中国の勢いは半端じゃないので、もうすぐ抜かれる。
・「Friends Society of Asian Division」。2004から。資料購入の寄付集め、シンポジウムの開催などを行なう。この事業専門にディレクターがいる。毎週何かしらのイベントが行なわれているほどに盛ん。”フェローシップ”制度を設け、奨学金を出して、LCの資料を使った研究をしてもらい、研究成果を出してもらう、というもの。イベントの例:「Highlights of Japan-US Rerationship」シンポジウム(2007.4)
・日本資料はこAsian Division以外に、戦前の映像資料は映像放送音声部門、ポスター・浮世絵・写真・刷物はプリント・写真部門、テクニカルレポート類は科学技術部門、伊能図もあってそれは地図部門、英語による日本研究資料は一般蔵書扱い、ブラジルへの日本人移民についての資料でスペイン語のものはヒスパニック部門、法律資料は法律部門。そして、医学関係はNLMで、農学関係はアグリカルチャーのナショナルライブラリーが管轄。
・現在Asian Divisionではチーム制をとっている。いくつかのセクションがあって、各セクションに人員が属する、というセクション制ではなく、スタッフひとりひとりがその力量・専門分野に応じて、互いに集まりあい、チームを組む、という仕組み。例えば、日本分野のレファレンスライブラリアンは、日本セクション下に属する、というのではなくて、Japan Teamにも加担するし、Refarence Teamにも加担する、という感じ。チーム制にすることによって、(同じ地域でも)分野・業種を超えて協力し合い、学際的なニーズに柔軟に対応する。また、組織中心で自分のグループのことだけを考えて仕事をするのではなくて、各自が己の力量・専門知識・経験を、必要な業種のためにそれぞれ尽力する。ひとりが複数のチームにわたることにより、分野・業種をまたいで広い視野で物事に取り組むことが出来る。
・蔵書デジタル化は、伊能図、奈良絵本4タイトル、絵入り源氏物語、浮世絵1640点。
posted by egamihvu at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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