2007年07月01日

6/24:ALA2007「広報・利用指導のための動画作成」

 ALA2007「広報・利用指導のための動画作成」(It's Showtime for Instruction Librarians: The Making of Short Films for Marketing and Instruction)という分科会に行ってきましたよ。
 発表されたのは、Valdosta State UniversityというところのOdum Library Media Serviceの事例と、Indiana University South BendというところのFranklin D. Schurz Libraryの人によるお話でしたよ。

・Valdosta State University, Odum Libraryのショートフィルムのページ
 http://books.valdosta.edu/media/library_films.htm
・”Crime & Punishment”(江上訳邦題:「剽窃少女」
 http://cinema.valdosta.edu:8080/ramgen/
 rdevane/library_videos/crime_punishment.rm

 (註:なんかよくわかんないけど、1分くらい沈黙があってから開始されます)

 まあ何もいわずに、↑この”Crime & Punishment”を見てください。
 盗用・剽窃の罪で投獄された少女の、言い訳、苦悩から改心までを描いたスペクタクル短編(笑)で、他の囚人たちに向かって「私はあんたたちとはちがうわ!」と必死に叫ぶ姿が、学生たちの軽はずみな意識に警鐘を鳴らすこと限りなしですよ。会場のライブラリアンたちからは何度も爆笑が起こっていました。
 それにしてもいろんな”罪”を犯してるやつらがいるなあ(笑)。キャラの描き分けもちゃんとしてるし。おそらく撮影場所確保が難しかったんだろうけど、カット割りやアングルの工夫でがんばって飽きないように工夫してるし。なにげに日本人キャストもいるし。
 あと、ここまでエンタメ的に作りこんだやつではないんだけど、データベースの検索から電子ジャーナルPDFに到達するまでの一連の流れを、flash?で紹介した動画(http://www.valdosta.edu/library/learn/academicflash.swf)もあって、さっと作ってぱっと示す、というような感じでいえばこれも立派な作品だと思った、といっても、こういう例は日本でもいくらもあるだろうけど。

 作りこんだ例としては、日本では亜細亜大学さんがかなり以前にもうすでにツアービデオを作成&Web公開(http://www.asia-u.ac.jp/mml/html/tour200x/tour.htm)しておられて、江上的には最新版よりも2003年版のほう(http://www.asia-u.ac.jp/mml/html/library_tour2003/tour.htm)がおすすめで、ゆっちゃうと、脚本・内容ともにこれを上回る作品はもはや日本にも海外にも現れないんじゃないか、とすら思ってるですよ。

 
・Indiana University South Bend, Franklin D. Schurz Libraryの今分科会用ページ
 http://www.iusb.edu/~libg/ala/2007/LI/




 Indiana University South Bendの人の「making movies @ iu south band」というお話や、そのパワポや、作品事例は、上記のページでふんだんに公開されているので、じっくりごらんください。
 こちらで紹介された作品は、剽窃少女のようなエンタメ色ではなくて、すこぶるスタンダードなものなんだけども、それをYoutubeで公開していると言うことと、あとプランニングの実際的な話や、技術面の知見公開(”Basic”と”Better”の2段階という親切説明がさらにうれしい)がいろいろとあるので、実際に参考になるのはこっちじゃないかと思ったよ。Scriptも公開されてるし。

 話は変わるけど、作品的にはValdostaさんのほうがおもろかったけど、実際我々側から見てうれしいのは、IndianaさんのWebによる惜しみない知見公開の数々ですよ。亜細亜大学さんのビデオも脚本公開されてるし。そういう、惜しみない・気軽な・Webでの知見公開というのは、いまどき誰にでもできて、時間もコストもかからない(時間はちょっとかかるかな)ので、やらない理由はないよね。
 Valdostaさんのも、DVDとして作成されているものの中に、作成者の対談動画があっていろいろと作成経緯の説明なんかをしてくれてる(当日上映された)らしいんだけど、Webで同様のものが見つからないのが残念だな、と思った。動画じゃなくていいからWebで見せてくれたほうがいいんだけど。

 あと、Indianaさんのユーザコメントをざっと見てみると、「キーワードサーチとフレーズサーチのちがい」がわかりやすいかどうかよりも、「書架の本をどうさがすか」がわかりやすいかどうかのほうが、評判が高め(母数が少ないのでなんとも言えんけど)だったということからも、動画に向いてる話題・向いてない話題、同じ動画でもこの話題に向いてる/向いてないメディアや見せ方というのはやっぱりあるだろうから、そういうのの知見の集積とかがどっかに(図書館業界以外でも、図書論文でも)見つかるとうれしいな、と思ったよ。

 そういう自分的な今後の課題をいろいろくださった、という意味では、朝8時から開始とプログラムに書いてあったので、ふらふらした頭を奮い立たせながら必死に会場までやってきてみたら、プログラムは間違いで開始は10時半です、と言われて開いた口がふさがらなかった、というようなのは恨まずに忘れることができるよ。(←忘れてねえだろ(笑))
posted by egamihvu at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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