2007年06月24日

6/23:ALA2007「Graphic Novels(要するにマンガ)蔵書のメンテナンスについて」

 Graphic Novels蔵書のメンテナンスについての話を聞いてきましたよ。アメリカのふつーの図書館で日本のマンガはどうとらえられているか、嬉々として聞きましたよ。
 5人の人のパネルディスカッションで、パネルディスカッションかあ、そうかあ。orz。なぜorzかというと、パワポがなくてしゃべりだけなので、当然江上のヒアリング力ではほぼ理解不能(涙)というていたらくなのですよ。ただ、それでも一生懸命聞いてて思ったことには、彼らは「Graphic Novels」と言うこともあれば「Manga」と言うこともある。さらによく聞いていると、あるときには「Graphic NovelsやManga」(肩を並べるイコールのものだが別物)と言ったり、あるときには「Graphic Novels、特にManga」(含まれていてかつかなり大きな存在)と言ったり、「Graphic Novels、即ちManga」(同じものの別名)と言ったり、かと思えば「Manga、即ちGraphic Novels」(同じものの別名)と言ったり、「Graphic Novels(Mangaも含む)」、といった感じで、なんかこう、曰く言い難い距離感にあるなあ、と。敢えて例えるならば、スマスマやかつてのあるある大事典が、フジの看板番組でありながら、関テレ制作という位置づけにある、というような関係性を見てるようだなあ、と。そして、じゃあ、あるあるの失態がフジを揺るがしたように、日本のマンガに何か問題が起これば、図書館におけるGraphic Novels全体の扱いが揺れるんだろうなあ、と、またぞろディスカッション本編と関係ないことをいろいろと考えていましたよ。
 それにしても「マンガ」という言葉や概念に触れられるのは上記のような用語使用のときくらいで、あとはもう何事もなく、それがそこに存在しているのが当たり前かのように議論が続くのを見て、はあ、ここまでの扱いかあ、と感慨深かったですよ。日本のマンガが、「それは日本のものである」というような文脈なんかほぼ皆無なところで、ふつーにかつまじめに議論されているのですよ、アメリカの図書館業界では。どこかの記事で、アメリカでもやしを普及させようとがんばっている日本人の人の話を読んだことがあって、その人が言うには、もやしという食材を日本料理やアジアンフードの中で普及させたいのではなく、アメリカ人の通常の食材として普及させたいんだ。それは、豆腐がいまや一般的な食材でバーガーになって食べられてるかのように、もやしバーガー的なノリになるくらいに。というようなことをおっしゃってて、そういうことで考えるのならば、「マンガ」はあきらかに「豆腐」ですよ。

 この分科会は2時間×2セッションで、後半のセッションではALAのヤングアダルト部会が選んだGraphic Novelsのいくつかのブックトークが行なわれるということで、これはほんとにかなり拝見したかった、「デスノート」をどう解説してくださるのかと、期待大ではあったのですが、残念ながらGoogle Libraryとかぶっちゃっちゃあどうしようもないということで、泣く泣くあきらめたのでしたよ。
posted by egamihvu at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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