2008年09月04日

HVU大反省大会--遥かなるハーバード、の巻

遥かなるハーバード、の巻

 この研修ていうのは、そもそも、HYLさんがvisiting librarianを受け入れる、という事業でしたよ。HYLさんはもともと中国とかからのvisiting librarianの受入とかをずっとやってはったんだけど、じゃあ今回日本からもそれをやってみようっていうんで、3年限定のパイロットプロジェクトということで、毎年1人づつという要領で、東大さん、京大さん、(だいぶ交渉に時間かかって)慶應さんという感じでしたよ。

 研修者は、ハーバードのライシャワー研究所に在籍して、そこのvisiting fellowになる、ていう扱われ方なので、米国のJ-1ビザ(エクスチェンジ・ビジター)を取得しますよ。で、在籍はライシャワーさん、滞在するのはイェンチンさん、ということで、イェンチンさんの日本分野のライブラリアンさんの監督のもとに活動することになりますよ。

 で、京大さんはこの研修を行なうにあたって、学内に募集をかけたのですよ。これが2006年9月末。「平成19年度図書系職員海外調査研修」とかっつって。「研修先等において大学図書館の業務・管理運営に関する調査・研修及び交流を行なうことにより、図書の実務・管理運営における高度な能力を持つ人材を育成する」っつって。もっと言うと(言うか(笑))、「ハーバード大学(イェンチン図書館)の図書館業務実地体験」「特定テーマに関する実務研修、調査等」「ALAその他図書館に関する会議出席、米国大学図書館訪問調査、アメリカの図書館職員等とのネットワーク作り」をやってくるっていうあれなんだけど、誰か行きませんか、つって。募集対象は27〜35歳って書いてあった。ぎりセーフ(笑)。これより若くても老いててもあかんか、わからんわけではないけど、微妙だなあ。

 志望します、ていうひとは、「志望理由書」(なぜ志望するか、帰ってからどうするつもりか)を英語で書くし、「研修計画書」(テーマ設定、そのテーマで、結果、どうなるか)を日本語で書いて出せ、てなってたよ。

 12月に面接が行なわれて、研修者が決定したよ。

 研修期間は、2007年3月20日から2008年3月19日までになったよ。CEALっていう、全米の東アジア図書館のライブラリアンが集まる会の年次集会があるのだけど、その年次集会っていうのが毎年3月下旬とか4月上旬の時期にやってて、日本からそれに参加するのは年度替りの関係上至難の業なんだけど、それが、2007年度は3月下旬に、2008年度は4月上旬に行なわれるとおっしゃる、つまり江上がふつーのお役所的なスケジュールで4/1〜3/31という日程にしてしまうと、どちらにも参加できなくなってしまうわけですな、え、イジメ? なのでまあ、かけあって、そういう変則的なスケジュールにしていただいた、と。だって「CEALに参加しましょう」つうのはそもそもの研修内容にはなっから入ってるわけだし。

 この研修期間中の江上は、京都大学附属図書館情報管理課システム管理掛(なぜシス管?)に在籍しております、そして彼はただいま海外出張中であります、という扱いになっているよ。雇っておられるのは京大さんであって、ハーバードさんではない(そうなるとビザ的にひと手間ややこしくなっちゃう)。

 お金のことを言うと、研修中は京都大学側が給与を支払いますよ。で、これについては、ハーバード大学の雇用による米国滞在ではないですよ、いうことを、入国審査のこわいおにいさんたちに証明せんとあかんのでしたよ。彼は京大からこれだけ給与をもらってる、とかいう証明書とか。彼は1年したら絶対に日本に帰る、ていうイェンチン館長のお墨付きとか。

 で、ハーバード大学側としては、ライシャワーさんが10000ドルを交通費・奨学金として支給するのですよ。ここには、日本−ボストン間の往復旅費であるとか、CEALなりALAなりに出席しなさいていう図書館集会であるとか、米国内各地の図書館訪問に行くのの費用とかが含まれる。含まれるっつったって、いくらいくら使いなさいとか、使ったら報告しなさいとかではなくて、渡されて、使って、足りなかった(そりゃ足りんし)自分で出す、ていうあれでしたよ。これは月割りで支給されたよ、月800ドルとか。

 で、滞米中の住居費・生活費、医療保険(外国人は義務付けられているよ)等については、自己負担であるよ、と。

 ちなみに住居っていうのは、ハーバード大学によって用意されるというわけでもなんでもなくて、個人でアパートを契約したのでしたよ。月1150ドル(破産オワタ)。電気・水道・ネットっていうインフラと、でっかい家具・器具類ていうのは住居に含まれていたんだけど、その他の生活必需品は自分で調達した感じでしたよ。あと、ソーシャルセキュリティナンバーも取らなあかんし、銀行口座も開設せなあかんし、ていうことについてもそれぞれ、自分で手配したのでしたよ。
posted by egamihvu at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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